指導者のコーチング(コーチオブコーチ)では、普段抱えている指導者の悩みや不安、焦り、プレッシャーなどを取り除くサポートをしています。
学校現場では、スクールカウンセラーが、親子や教員の心のケアなどを行っているかと思いますが、教員が活用している割合は実際どれくらいなのでしょうか。
教員が本当に求めているのは、実はコーチなのでは?と最近思うんです。
特にスポーツ指導者は、色んな重圧を抱えています。監督とお話をする際も、やはりその現場のトップであることから、気軽にコーチや生徒、更には家族にすら相談することもできない悩みもあり、それを消化することなく自分の中でどんどん溜めていっている状態で、ストレスの塊のようになっている方もいらっしゃいます。
指導者も一人の人間です。そんな状態でいると、もろに指導に影響してきますよね。
集中して見れなかったり、判断力が鈍ったり、生徒にあたってしまったり、イライラが増えたり・・・。
コーチングの効果として、実際に指導者からこのようなお声をいただいてます。
「話を聞いてくれるので気持ちが楽になる」
「話すことで内側のモノが吐き出せてスッキリする」
「次にやるべきことが明確になるのでモチベーションが高まる」
学校現場でのコミュニケーションコーチの役割は、主には先生と生徒、生徒同士、先生同士の関係性を良くするためのサポートを行うことです。
そのために、効果的な関わり方について、具体的な方法をアドバイスしたり、有効な情報を提供したりしますが、
それだけでなく、先生が生徒達によい影響を与えられるよう、先生のモチベーションが下がっていたらそれを上げたり、エネルギーがダウンしていたらエネルギーを増やすサポートを行うなど、先生の状態を整えることもコーチとしての重要な役割です。
声かけのアドバイス、生徒の学習効果を高める関わり方、能力を引き出す方法、指導者の状態を整える・・・
コミュニケーションコーチは、様々なコーチングのスキルやツールを使いながら指導者を支援していきます。
コーチング=指導者の目標を達成させる人
このイメージが少し変わって、学校現場、特に指導者にとって、指導者自身のパフォーマンスを高めたり維持するために、コーチが欠かせない存在であることが、これからジワジワ浸透していけばいいなと思っています。
学校現場において、私が実現したいことがあります!
それはまた改めて書くことにします!