現在、大人のランナーの個別サポートを行っていますが、相手のタイプで関わり方は全く異なります。
このサポートを通じて、改めて相手のコミュニケーションタイプによって関わり方を変える必要性を再確認できています。
まず、アナライザータイプ(分析型)は、
毎回走った記録をデータで見せてくれます。走った距離、平均時速、コースの高低差、心拍、、、。
常に客観的で分析が得意なこのタイプの典型的なパターンです。
関わり方としては、練習メニュー一つ一つにその内容の目的や根拠などの説明を加えています。
プロモータータイプ(促進型)は、
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行動的であり、すぐ行動に移すのがこのタイプの特徴です。
また、同じことの繰り返しは好まず、変化を好むのもこのタイプの特徴なので、練習メニューの作成も同じ内容は一つもない状態で効果的な内容を考えました。
コントローラータイプ(直進型)は、
提示した練習メニューに対して、さらに自分にストレッチをかけようとします。
最短で結果を出そうとするのがこのタイプの特徴です。
毎回、+αでどれだけ練習ができたかを伝えてくれます。
関わり方としては、問題も自分で解決できるタイプなので、あまり関わりすぎないようにしています。必要な時に必要な情報を提供するよう意識しています。
相手のタイプに合わせて関わることが、相手のパフォーマンスアップに繋がる。
このことは常に研修で伝え続けていることですが、今回はこのランナーの個別サポートを通して、私自身がそれを実際にやってみて確認できたことが非常に大きな収穫となっています。
この情報が、個別対応に対する一つの参考事例となれば嬉しいです。