画一性と多様性の指導の違い。
先日も研修で伝えてきました。
まず、画一的な指導とはどういう指導のことをいうのでしょうか。
キーワードとしてよく挙がるのが、「一様」「皆同じ」「一斉指導」「指示命令」などです。
つまり、画一的な指導とは、選手の個性や性質を考えることなく何もかも一様に揃えること。
髪型が皆同じ、全員丸坊主というのも画一性に当てはまります。
そしてその真逆が多様性。
多様性とは、その集団の中にそれぞれ異なる性質や特徴、考え方を持つ人が存在していることを言います。
今は多様性の時代。
この時代に求められている指導とは、一人ひとりの個性を尊重し、それを活かしていく指導です。
ただ、画一性と多様性、どちらの指導が良い悪いというわけではなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。
そして具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのか。
それを理解することが大切です。
では、実際にそれぞれどんなメリットとデメリットがあるでしょうか?
例えば、画一性のメリットであれば
・チームをまとめやすい
・コントロールしやすい
一方、デメリットとしては
・選手の個性が活かせない
・選手が考えない
などが挙げられます。
同じように多様性にもメリットとデメリットがあります。
あなたが思うメリットとデメリット、是非考えてみてくださいね。