BLOG

lifestyle blog
2022.9.23 スポーツコミュニケーション

スポーツを通した人財育成とは

私たちが提供しているスポーツコーチングの目的は、【人財育成】です。

スポーツを通して、社会で活躍するリーダーを育てる。

これまでの指導は、「勝つことがすべて」
でも、これからの指導は、「人を育てて成果も出す」

です。

時代は大きく変化しました。

一斉指導から個別対応へ。
根性論から、理論に基づいた指導へ。
やみくもな練習から、目標を明確にし個々の課題をクリアする練習へ。
理想の人を真似る時代から、己を知り自分の強みを伸ばす時代へ。

自分が選手時代に受けた指導や、その時結果が出たやり方は今では通用しません。
当たり前のように根性論で語っていては、今の時代、取り残されてしまいます。

一人ひとり、体型も体格も、得手不得手も、強み弱みも、潜在能力も、そして性格(タイプ)も全て違います。
選手の上達度を主観で判断するよりも、データ化・数値化することで成長度が明確になります。
目標達成に必要な要素を個別に分解していくと、課題ややるべきことが選手個々で変わってきます。
相手と自分は違う。自分は何が得意で何が強みなのか。その強みを活かす方が行動も成長も加速します。

ちなみに、この上記に対してスポーツコーチングでやっていることは
・効果的な目標設定
・個々の能力を引き出す個別対応支援
・目標を達成するための要素分解及び目標の項目の洗い出し
・潜在能力を引き出し行動を促進させる成長支援
などです。

例えば、要素分解においては、
チームスポーツでこれまで「ディフェンスを強化しろ!」といった指導をしていたとすると、
「ディフェス」には何があるのか?を分解をしていきます。
ディフェンスの何をどうすればいいのか、どれをどう高めたらどうなるのか?

「もっとシュートを打て!」といった指導をしていたとすると、
「シュート」をさらに細かく分解していきます。
シュートの何をどんなふうにするといいのか、どれがどうなればどんな結果に繋がるのか?

曖昧で抽象的なものは、具体的に、明確にしていきます。

頭を使い、考える力を養い、抽象的なものを具体化する。
課題を明確にし、選手自身が判断したり選びながら個々の課題解決に取り組む。

それには、指導者と選手の対話が欠かせません。
指導者が選手と一緒に考える。
これこそ、リーダーが未来のリーダーを育成する、真の人財育成ではないでしょうか。

今の時代に合った、新しい指導を取り入れる指導者が増えたら、世の中どうなるでしょうか。

スポーツは世界を変える力がある。

一緒に新たな時代の風を吹かせませんか?