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2022.7.9 スポーツコミュニケーション

指導者の葛藤

色んなスポーツ指導者の方とお話をすると、皆、悩んでいたり、日々葛藤していることがよくわかります。

実際、どんなことに悩んだり葛藤をしているのか?
これは色んなケースがありますが、

例えば、試合で負けたとします。

監督は「もっとこうすれば」とか「そうじゃなくてこうなのに」と、勝つための答えをわかっています。
しかし、そこを言わずにグッと我慢できるかどうかというところで日々葛藤しているというのはよくあるケースです。

もちろん、答えを言ってしまった方が早いし結果も手に入れやすいのかもしれません。

「確かに言ってしまった方が早いけれど、、、でもそうすると選手が育たない。選手が自分で考えなくなる。
『本当にそれでいいのか?自分はどうしたいのか?』
そう自問自答を繰り返し、言いそうになるのをグッと堪えている、、、。」

そんな話をよく聞きます。

【自分は結果を手に入れたいのか?
それとも育てたいのか?】

ここの葛藤です。

とはいえ、指導者もやはり一人の人間。
「育成のことを考えるとグッと我慢しなきゃと思うのだけど、それでも、やっぱり勝ちたいからついつい言ってしまう」のだと。

あなたもそのような経験はありませんか?

悩んだり葛藤したりしているのは、あなただけではありません。

皆、葛藤しているのです。

そんな話を指導者さん同士で共有できれば、指導者さんの心はもっと軽くなるんじゃないかなと、私は思うのです。

日々葛藤したり悩んだり、ひたすら我慢を繰り返しながら、自分の成長に目を向けている素敵な指導者さんが私の周りには沢山います。

そんな素敵な指導者さん同士が繋がっていくと、スポーツ界に化学反応が起き、ますます未来が明るくなりそうですよね!