私がコーチングでスポーツ指導者の方と、実際どんな話をしているのか?
コミュニケーションといっても、話す話題やテーマは山ほどあります。
例えば、
・選手への声かけの量、質
・選手のタイプに合わせた関わり方、頻度
・選手の本音をどこまで引き出せているか
・選手の話を聞く際の聞き方のレベル(言っていること、言えないことは何か)
・日々変わる選手の状態(どこまで把握できているか)
・セレクションの発表のタイミング
・メンバー落ちした選手のフォロー
・試合前日と当日の声掛け
・選手同士の納得度や理解度
・スタッフミーティングの質と量
などなど
これだけ見ても、選手やスタッフとどの程度のレベルでコミュニケーションが取れているかによって、結果が変わってきそうな印象を受けませんか?
例えば、ミーティングで選手にあることを伝えたとして、監督が「わかったか」と聞いた時に、選手が「はい!」「わかりました!」と答えたとします。
では、そこに選手が20人がいた場合、本当にそのことを100%理解している人は、一体何人いるでしょうか?
選手それぞれの理解度は何%くらいでしょうか?
話を聞いている時の選手の表情はどうだったか?選手の納得度はどうだろうか?
そんなことを話題にすることはよくあります。
選手の言ったことだけをそのまま聞いたとしても、もしかしたら理解していない選手がいるかもしれません。そうすると、それはコミュニケーションのズレが生じていることになります。
監督が選手の話をどのレベルで聞いているかというのも結構大事です。
技術指導ではない、本来のコーチングを是非現場で取り入れてもらえると嬉しいです。