私自身、ずいぶん前からアスリートの言語能力に関心を持っていて、アスリートのインタビューや発する言葉を追い続けてきました。
この1年間は、特に大谷翔平選手やオリンピック選手の声を沢山拾ってきました。
その中でどんな思考を持っているのか、考え方や捉え方に学ぶものが要所要所に詰まっているので、印象的だったものを少しずつお伝えできればと思います。
今回は、あるテレビ番組で語っていた平野歩夢選手の言葉です。
深い言葉がいくつも並べられていましたが、今回は一つだけご紹介。
私が思わず反応したのが
「感覚でわかるよりも頭で理解しないと本番で使えない。感覚だけじゃ頼りにならない」
と語っていた言葉でした。
頭で理解、、、。
これはまさしく、私たちが常日頃伝えている「考える力」のことだと思いました。
感覚だけでは、なかなか何度も同じことを再現させるのは難しいですよね。
そこに頭で理解する力、それが再現性を高めるのだと。
平野選手の言葉から、頭を鍛える重要性を再認識しました。
そしてこれまで伝え続けてきたことも間違っていなかったのだと、少し安心もしました。
やはりトップアスリートの言葉は説得力が違いますね。
アスリート達が発する言葉から、どんな思考を持っているのか、何を大切にしているのかが読み取れるので、私も勉強になります。
他の言葉も、また追い追いご紹介していきますね。