子どもたちはとても敏感です。
生徒は先生の何を見ているのか。
それは、先生がどんなプレゼンスを持ち、どう立ち振る舞い、どんな言葉を使ってどんな影響を与えているか。
人は9割以上を目と耳から情報をキャッチします。
つまり、先生がどんな姿勢、表情、態度で接しているのか
どんな声のトーンで話しているのか
どんな言葉を発しているのか
そこに嘘偽りはないのか
情報としてしっかり捉え、そこに反応します。
生徒との信頼関係を築くには、まずは先生自身が生徒に信用してもらえるような行動、立ち振る舞いが必要です。
例えば、よくあるのが、先生が
「ちゃんと挨拶しろ」と生徒に言っていながら自分は挨拶をしていない。
「整理整頓しろ」と生徒に言っていながら自分の机は散らかっている。
「身だしなみを整えろ」と言っている先生が髪の毛がはねている。
「常に感謝の気持ちを持て」と言いながら自分は相手の文句ばかり言っている。
などでしょうか。
先生が言っていることとやっていることがちぐはぐでは、当然生徒も先生に不信感を抱いてしまいます。
そういう意味では、生徒が云々というよりも、まずは自分自身を整える必要があります。
実際、コーチングにおいても、自身のプレゼンスを高めることは最重要事項だと思っています。
常に自分がどうあるべきか。どのようにプレゼンスを高めていくのか。
私もまだまだ反省の日々ですが、昨年よりも今年、先月よりも今月と、自身の成長に目を向けながら、少しずつ前進していきたいと思います。