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2022.2.2 スポーツコミュニケーション

アドバイスは人を不快にする

先日の研修で、「求めてもないのに一方的にアドバイスをしようとする指導者がいる」という声が挙がりました。
その方は「もう、わかってるし!」と反発したくなるそうなんです。

恐らく、良かれと思って親切心で教えている場合もあるでしょう。

私もこの経験はよくあります。
「〇〇したらいいですよ~」と勝手にアドバイスされる経験です(笑)
そして、やはり私も「別に求めてないのになぁ」たまに思ってしまうことがあります。

なぜ人はアドバイスをしたがるのでしょうか。

コーチングにおいては、「アドバイスはしない」が前提です。
アドバイスは求められている時だけ。
これは、私自身も日々意識していることです。

一方的なアドバイスはあまり有効ではありません。
アドバイスは、できる人が言っているもので、まず相手との能力差があります。
アドバイスをする人とされる人のレベルや基準も違います。
見ているものも違います。

一方的なアドバイスが嫌だと感じている相手にとっては、何よりもやる気ダウンやモチベーション減になってしまいます。

アドバイスよりも有効なのが「質問」です。

求められた時だけしっかりアドバイスをし、
それ以外の時は、どんな質問をすれば相手はその答えに行き着くか?
そんな質問を考える訓練を私は日々実践していますよ!

といってもまだまだ私も未熟です。
共に質問力の向上に努めましょう!