BLOG

lifestyle blog
2021.10.30 研修・イベント

門司西ロータリークラブ卓話

【タイトル】
個々の能力を引き出し主体性を高めるコミュニケーション
~スポーツのリーダーの事例から見えた成果を出す秘訣とは~

経営者様の集まりの中で、スポーツ界のコミュニケーションに関するお話をさせていただきました。
スポーツ界のリーダーが取り組んでいることは、きっとビジネスにも通ずるものがあるかと思います。

まずは、スポーツを通じて私たちが目指しているビジョンについて。

スポーツは昔は「心技体」と言われていましたが、今は「心技体+インテリジェンス」。
選手の考える力がパフォーマンスに影響し、監督の指示命令だけでは勝てない時代になってきました。
また、スポーツで勝つだけでなく、スポーツを通じて選手に考える力が備われば、スポーツを終えた後もリーダーとして社会で活躍し続けられる。そんなスポーツ×人材育成といったビジョンをお伝えしました。

その他のテーマとしては、
これから日本を動かしていくリーダーにはどんな資質が必要か?
これまでのスポーツ指導とこれからのスポーツ指導はどうなる?
個々の能力を発揮させるための具体的なコミュニケーションの方法とは?
など、事例を交えながらお話しました。

スポーツ界のリーダーも初めからうまくいっていたわけではありません。
時代の変化とともにこれまで通用していたことが通用しなくなったと気づき始めたのがきっかけです。
その後、コミュニケーションを始め、色んな学びや新たな方法を取り入れ、リーダーたちは日々進化し続けています。

時代の変化のスピードはますます加速しています。
世の中も複雑化し、選択肢も増え、正解がない時代になりました。

瞬時に状況も変化している中、昔のように言われたことや指示命令に従っているだけでは、瞬時の状況変化に対応できなくなってしまいます。

昔は「とにかくやれ!」で動いていた選手や部下。
でも今は根拠がないと動けません。

昔は上司や監督の言っていることは絶対でした。
でも今は多様性の時代であって、選手や部下の一人ひとりの個性を上司が活かす時代。
これまでの一斉指導では通用しない世の中となり、個別に対応ができる、上司や監督のより高い指導能力が求められるようになりました。

スポーツもビジネスもコミュニケーションの重要性は同じですね。

経営者様の前でお話をさせていただくという、大変貴重な経験をさせていただきました。
ご縁に感謝です。ありがとうございました。