先日のドラフト会議、知人の息子さんが指名され、こんなにドキドキしながらドラフト会議を見たのは初めてでした。
プロの志望届けを出した選手にとっては運命の1日ですから、本人も、家族も、指導者もきっとドキドキされたことでしょう。
テレビでも、そこに行き着くまでの選手と家族の様々なドラマを紹介していて、改めてプロ野球選手って特別なんだなと感じました。
ドラフト会議では理想の球団に指名された選手もいればそうでない選手もいたと思います。
これからどのように決断するのか、どんな道を歩むのか。
これはドラフト会議で指名された野球選手に限らず、人は誰しも大きな人生の選択をしなければならない時が来ます。
その判断が間違っていないのか、これで大丈夫なのか。ものすごく悩むことでしょう。
そんな場面が訪れた時、とても大事なことがあります。
それは、大人や周りが意見を押し付けないことです。
例えば、子どもの進路選択の際に、親が「こうしなさい」と言って、親の言われたとおりにその選択をしたとします。
それでもし自分の思うようにいかなかった時、子どもはどうなるでしょう?
子どもはその選択に後悔し、ずっと親のせいにし続けることになります。
そうやってずっと苦しみ続けている大人が多いのも事実です。
人は、日々何かを選択しながら過ごしています。
それが何となく曖昧な選択をしているのか、常に基準を決めて選択をしているのか。
その日々の選択が今の自分を作っていて、その選択は、大きな人生の選択の時にも試されるでしょう。
これまで、明確な基準のもと選択してきたのであれば、大きな人生の選択の時もきっと大丈夫でしょう。
周りが相談を受けたり、親がアドバイスをする際も、最後は本人のコミットがとても重要です。
もし、大きな人生の選択に悩み、答えに辿り着かない時は私もお手伝いすることができるので、ご相談くださいね。
決してアドバイスはせず、「ゴールを明確にする質問」を始め、本人がその答えに辿り着くような様々な問いを投げかけます。
その大きな選択と決断に対して、答えが見つかってスッキリしたり、安心材料として活用いただければ幸いです。
BASIC1研修を受講された方は、是非お配りした「ゴールを明確にする質問集」を見返して活用してくださいね。