スポーツのリーダーがチームをまとめるためにやっていることは、「選手一人ひとりのことを理解すること」です。
これをビジネスに置き換えると、
「部下一人ひとりのことを上司はどこまで知っていて、どこまで部下の気持ちを理解しているのか。」
ということになるでしょう。
スポーツの指導は、一方的な指示命令では強くなれません。この今の時代に、昭和の時代のような「先生の言うことは絶対」といった権力を使って一方的に指示命令をし続けるとどうなるか?
選手は付いていけなくなり、辞めたり、もしくは監督が解雇されたり、部員も入ってこなくなってしまいます。
スポーツのベテラン指導者は、こう口を揃えて言います。
「昔はうまくいっていたのが今はうまくいかなくなった」
時代の変化のスピードはますます加速しています。
時代の変化に対応できないと、裸の王様状態の上司は孤立し、あっという間に部下が離れてしまいます。
上司として成功するために必要なスキルやポイントは山ほどありますが、まずは部下との対話から。
どれほど自分の勝手な思い込み、勝手なイメージで部下を見ていたか。
きっと多くの気づきを手に入れるでしょう。
そしてその気づきが得られたら、それはもう成功だと私は思います。
気付けばあとは早いのです。
部下との積極的な対話を是非!!