日本チーム、惜しくもバトンが渡りませんでした。
選手たちのインタビューでは、「攻めた結果」と話し、自分たちを納得させるかのようにグッと堪えていたのがとても印象的でした。
でも、本当に悔しかったと思います。
この悔しさがじわじわと込み上がってきているのも伝わりました。
バトンが繋がらなかったことは残念で仕方ありませんが、この経験が、これからの日本男子短距離界を飛躍的に強くしていくのだと確信しました。
多田選手の、果敢に攻めてバトンを渡せなかったという経験
山縣選手の、果敢に攻めてバトンを受け取れなかったという経験
桐生選手の、3走で待ちながら走ることすらできなかったという経験
小池選手の、アンカー争いに自分が加わることなく目の前でそれを見るしかできなかったという経験
それは誰もができることのない彼らのみの、貴重な大きな経験。
必ずこのメンバーは、一回りも二回りも逞しくなって戻ってくるのでしょう。
そして他の選手たちもこのメンバーに引っ張られ、100m全体のレベルも格段にアップするのでしょうね。
そういう意味では、次のオリンピックが今から楽しみでなりません。
この悔しさ、次に大爆発させてほしいです。
圧倒的な走りを期待しています。
全員、本当にナイスチャレンジでした。
このブログを綴っていると、なぜか私も涙が溢れ出てきましたが、私の涙は悔し涙ではなく、感動の涙です。
国を背負い、覚悟を決め、果敢に攻めた姿。最高に格好よかったです。
多田選手、山縣選手、桐生選手、小池選手、本当にお疲れさまでした。