オリンピック開催で活躍しているのは選手だけではありません。
オリンピック中継や情報番組では、解説者やコメンテーター、ゲストとして、多くの元アスリートの皆さんが活躍されています。
オリンピック期間中はやはり過去のメダリストたちの出番が増えるでしょうけど、日常的なスポーツ番組やスポーツの特集においては、メダリストに限らず、現役時代に活躍した元アスリートたちが引退後もバリバリ活躍しています。
特に、サッカー元日本代表の内田選手が、代表選手にインタビューをしていたように、アスリートの経験が活きた質問というのは、テレビアナウンサーやしゃべりのプロの方たちも叶わないでしょう。
引退後もアスリートの経験を活かして活躍し続けるためには、やはり現役中にスポーツを通じて色んな能力を備える必要があります。
特にコーチングのコミュニケーションにおいては、まず選手一人ひとりの個性をいかに活かすかを考えます。そして指導者は選手にできる限り話させて、質の高い質問を投げかけ、頭の中で考えているものをアウトプットさせていくことで、結果を求めながらも、競技引退後に必要となる考える力や主体性、語彙力、思考力なども一緒に備えることができます。
スポーツ全般において、勝つために監督の指示を仰ぐのではなく、常に選手自らが考え、判断し、行動するといった選手の主体性を指導者が求めていくようになると、スポーツ選手の更なる活躍の場が広がるのではないでしょうか。
是非スポーツに関わっていることをチャンスと捉え、競技をしながら様々な能力を備えていって欲しいです。