昨日、インスタライブで、このようなテーマのお話しをしました。
学習とは、何度も繰り返して真似る、反復行為によって新たな資質を備えることを言います。
そして、その繰り返し真似て習得する際に、どの感覚を使えばより早く習得できるのかは、人によって違うということです。
見ることでより早く習得できる人(視覚系)
聴くことでより早く習得できる人(聴覚系)
書いたり話すことでより早く習得できる人(言語感覚系)
試してみたりやってみることでより早く習得できる人(触覚系)
この4つのタイプは診断することができます。
普段指導する際、つい自分の優位感覚で指導をしてしまいませんか?
例えば、
常に大事なことは書いて覚えてきた指導者は「ちゃんとメモれ!」
ビデオを見て学んできた指導者は「しっかり動画を見ろ!」
聞いてすぐ理解できる指導者は「話を聞いてこい!」
常にボールに触れ続けて習得した指導者は「ずっとやり続けろ!」
しかし、それが有効なのは、その感覚に優位性がある選手のみです。
視覚系が全く優位ではない選手に「動画見て覚えろ!」といっても覚えにくいのです。
このような特徴を知って、それぞれの優位感覚を活かした指導が「選手の個性を活かす」ことになるのです。
ご興味のある方は、是非スポーツコミュニケーション基礎講座を受講くださいね。