私も長年数多くの大会に出場してきた、元駅伝ランナー。
やはり、コミュニケーションコーチとしてスポーツ界に貢献したいという想いの中でも、駅伝に対する想いは人一倍です。
お正月も、箱根駅伝をテレビで観るたびに、箱根駅伝のチームに貢献したいという想いが募ってきます。
なぜならば、選手の走りはもちろん、応援している仲間、指導者の関わり方、声かけ、言葉などから、チームの関係性が見えてくるからです。
特に上位チームと下位チームのその違いは、顕著に表れています。
関係性とは、つまりコミュニケーションのこと。
コミュニケーションが変わると結果が変わります。
例えば、いくら速く走れるようになったとしても、持久力が高まったとしても、普段から監督に対する不信感があったり、走る直前で余計な一言を言われると、本来のパフォーマンスが100%発揮できなくなってしまいます。
駅伝は、一体感やチームワーク、信頼感、モチベーションなどが走りに大きく影響してくるのです。
選手と指導者が対等なのか。
お互いがリスペクトしているのか。
選手同士は本音で話せているのか。
スタッフは監督に遠慮はしていないか。
指導者自身が選手にプラスの影響を与えられているか。
こういったものが全て結果に影響するとしたらどうでしょう。
きっと、改善点は沢山あるのではないでしょうか。
そんな視点を提供したり、そこにスケールを当てて変化を見るのが、コミュニケーションコーチとしての私の役割。
駅伝はチームで戦うスポーツです。
コミュニケーションが変わると、結果は大きく変わります。
コミュニケーションに焦点を当てて結果を出すことにチャレンジする大学チームを全力でサポートしたい。
箱根駅伝に賭けている学生達を指導している、監督・スタッフを、陰で支えたい。
いち早く大学駅伝でコミュニケーションの改善を取り入れ、まだどのチームもやっていない「今こそチャンス!」と考えるチームに関われると嬉しいです!
学生スポーツは、人間教育の場でもあります。
箱根駅伝を走ることを夢見て上京した学生達。
夢や希望を持ってその道を選んだのに、いざ入ってみて「こんなはずじゃなかった」とならないよう、チーム内の関係性を高めながら、
この4年間を駅伝に費やすことが、結果的に「人生の大きな財産を手に入れた」となるよう、コミュニケーションの専門家として、そして駅伝経験者の一人として、チャレンジする学生達を心から応援しています。