スポーツ指導や教育の現場で、どうすれば選手や学生とより良い関係性を築けるのか?
大学で授業を担当する中で意識してきた工夫は、スポーツ指導の現場にもそのまま活かせるものでした。
今回は、その中でも特に効果を感じた「関係性づくりの3つの工夫」をご紹介します。
1,問いかけ
一方的に答えを伝えるのではなく、問いを投げかける。
「あなたはどう思う?」
「これからどんなことを意識する?」
と聞くだけで、相手が自分の考えを言葉にするきっかけになります。
スポーツの現場でも、問いかけは“考える習慣”を育て、主体性を引き出します。
2,名前を覚える、名前で呼ぶ
学生全員の名前を覚え、できる限り名前を呼ぶようにしました。
声をかけるだけで、表情が明るくなる瞬間があります。
選手たちにとっても、「自分を見てもらえている」という実感は、安心感と信頼関係の土台になります。
3,個性を理解して活かす
授業では「コミュニケーションタイプ診断」を活用し、学生それぞれの特性を理解しました。
積極的なタイプには「場を引っ張る役割」、じっくり考えるタイプには「意見を整理する役割」を任せるなど、
その人らしく貢献できる場面をつくることで、安心感と自信が育まれます。
これらは授業に限らず、スポーツのどの競技・どの世代にも通じる「関係性づくりの基本」になるのではないでしょうか。