前回のブログでは、ヒアリング能力には4つのレベルがあるとお伝えしました。
レベル1:相手が言っていることを聞いている
レベル2:相手が言わんとすることを聞いている
レベル3:相手が言えないこと、言わないことを聞き取る
レベル4:本人も気づいていないことを聞き出す
上司や監督が高いレベルで聞ていることが前提でありつつ、更にある方法で部下やコーチの聞く能力も引き上げることができます。
それは、上司や監督の問いの立て方にあります。
例えば、コーチが監督に
「選手がこう言っていました」という場面があったとします。
その時に監督はコーチが言ったことをそのまま鵜呑みにするのではなく、
「選手が言わんとすることは?」とコーチに聞き返します。
そうするとコーチはレベル2の意識に変わり「選手の言わんとすることは何だろう?」というアンテナが立ちます。
これによって部下やコーチの聞く能力、ヒアリングのレベルも上がります。
毎日、部下や選手と関われる環境は、自分磨きの最大のチャンスでもあります。
是非実践してみてくださいね!