今回は私のアスリート引退後の人生に触れながらアスリートの価値についてお伝えしたいと思います。
私は高校卒業後、地元の企業に入社し、実業団選手の道を歩んできました。
12年間の競技生活を終え、引退後は企業に残り、正社員として働くという選択をしました。
15年の間、転籍2回、3つの部署を経験し、7年前に退職しました。
大手の企業ということもあり、退職を決めた時、友人や知人の8割程が反対をしました。
そう、皆の言う「安定」を手放し、私は独立・起業という道を選んだのです。
会社員時代は働く時間も決まっていて、やるべきことも会社で決められて、働いた分を給料を受け取ることができました。
しかし、起業となると、やることなすこと全て自分で決めないといけません。
自分の好きな時間に好きなように働けて、自由度が大きく魅力的かもしれませんが、自由度が大きいと数々の誘惑に負けてしまいます。
この自由を手に入れた時、自分でコントロールできる人とそうでない人に分かれてしまいます。
ここで活かせるのが、アスリートの価値。
アスリートが競技生活で培ってきた「自律」。
これは常に自分をコントロールできる状態を言います。
常に自己をコントロールできる能力はどんな仕事にも役立ちますし、競技を終えた後も優秀な人材として活躍し続けられるための要素になっていくでしょう。
私も元アスリートの一人として、独立・起業という道を選び、その価値を確かめ、活かそうとしています。
アスリートの価値を証明し、更にその価値を高めようと現在チャレンジ真っ只中です。
アスリートとして選手が競技に打ち込んでいる今こそ、アスリートの「自律」に目を向けて選手を育て、アスリートの価値を高めていきませんか?