指導者が現場で指導する際によく気にかけるのは、選手のフィジカルやスキルではないでしょうか。
だから、フィジカルにおいて、選手に何か変化が起きたり問題があった時は、監督はすぐに気づくことができるでしょう。
逆に、コミュニケーションよりもフィジカルやスキルが重要と位置付けていると、コミュニケーションに問題があることに気づきにくくなります。例えもし気づけたとしても、後回しにしがちなのがコミュニケーションです。
なぜなら、それを重要視しなくてもチームは成り立つからです。
しかし、本当はコミュニケーションがどれほど重要なのか。
それを示してくれたのが、今回のサッカーW杯で戦ってくれた日本代表チームではないでしょうか。
コミュニケーションにはいろんな要素が含まれます。
目には見えない部分だったり、些細な事だからこそ、しっかり気にかけないといけません。
人と人との関わり方。
どんなスーパースターだって、一人の人間です。当然、日々体の状態だけでなく、気持ちも変化します。
チームになると、それが10人、20人、30人と、、、。
指導者はその人数分、常に気にかけなければなりません。
指導者がコミュニケーションの知識を持つことは必要不可欠ではないでしょうか。