プロ・アマ問わず、アスリートにとって、いつかは必ず引退する時が来ます。
そして、競技人生よりも引退した後の方が圧倒的に人生が長い。多くの競技のアスリート達がそうではないでしょうか。
引退後、どのような道を歩むのか。選択肢は沢山あります。
私自身、引退後は会社員として15年働き続けました。
そしてその後、独立もしました。
これまでの経験を踏まえて思うことは、やはり現役時代がとても大事であるということ。
何が大事か?
それは、現役中に人としてどのように成長できるか。
スポーツを通じてどれほど人間力が高められ、人格が形成されるか。です。
これは競技で結果を出すこと以上に大事なことと捉えています。
では、どうやって人間力を高めるか?
取り組むテーマは山ほどありますが、
例えば、
基本、スポーツをやっていると、アスリートは応援される側になります。
その応援してくれる人をどれだけ大切にできるか。
大切にできた数だけ、引退後の自分にそのまま返ってくるというイメージはできるでしょうか。
現役を引退した途端、自分のことに無関心になる方と、引退しても応援し続ける方、どちらが嬉しいですか?
どうしたら、その方々が引退後も応援し続けてくれるのか。
引退後も別の道で活躍し続けられるってどういうことか?
そんなこと、現役中に考えることってほとんどないのではないでしょうか。
でも、敢えて私は考えていてほしいと思うのです。
もしかしたら、今、あなたのプレーを応援してくれている人が、将来のあなたの仕事のお客様になるかもしれないし、あなたの仕事を広めてくれる人になるかもしれません。
人生のWゴールという言い方もしますが、現役中に自分の今後の人生についても考えてみませんか?