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2022.6.4 スポーツコミュニケーション

結果を出せず焦っている時こそ意識してほしい思考パターン

アマチュアスポーツでもプロスポーツでも、勝負の世界で戦っている選手たちの心の状態は、日々変わります。
当然、選手のエネルギーバランスも変わってきます。

昨日は調子よくテンション高かった!
でも、今日は結果を出せずかなり落ち込んでいる、、、。

そんな状態の変化はしょっちゅうですよね。

私は、コミュニケーションの専門家として、どういう時に人のエネルギーが高まり、どういう時に下がり、どうするとそれが上がるのかというのを知っていて、それを人と人との関わり方を通じて、パフォーマンスの向上に努めています。

私は一切技術指導をしないので、戦略・戦術や技術的な話はわかりません。

では、実際に現場で交わされている会話って、どうでしょう。

「もっとやる気を出せ」
「もっと集中しろ」
「次は勝て」
「もっと攻撃力を高める」
「自分で考えて判断しろ」
「もっと走れ」

と、こんな感じではないでしょうか。
これらは全て抽象的ですよね。

抽象的な話をしても結果には繋がりません。

指導者や選手のコメントやインタビューの言葉を拾っても、抽象的で、常に結果のことを話題にしている印象があります。

しかし、結果というのは、自分でコントロールできるものではりません。

コメントで一番参考になるのが、大谷翔平選手ではないでしょうか。

大谷選手のコメントは、常に明確です。
『こうすればこうなる』というのが自分の中で明確になっていて、『それをやれば自ずと結果はついてくる』というニュアンスでいつも話しています。

指導者にも選手にも、この思考パターンが必要なのです。

コーチングのコミュニケーションは「科学」です。
科学とは、再現性。
どうやってどうなればそうなるのか。
大谷選手はそれが自分の中で明確になっているので、再現でき、結果にも繋がっているのではないでしょうか。

私が指導者をサポートする際、常に行っていることが二つあります。

ちょっと長くなりそうなので、続きはまた今度に!