先日、スポーツコミュニケーションBASIC2研修を実施しました。
この研修は、スポーツコミュニケーションBASIC1研修を受講した方のみ参加が可能な研修で、BASIC2では多様性の今の時代に合った指導方法が学べます。
BASIC2研修のテーマは、「個性を活かす」。
20世紀指導と呼ばれる、いわゆる昭和の時代の指導は、多様性と真逆の「画一的」。
監督の言ったことが絶対、皆が同じ、同じ行動、同じ格好。一斉指導というスタイルが特徴です。
それに対し、21世紀指導の「多様性」とは、皆が違う、一人ひとりの個性を活かす指導、個別指導というスタイルが特徴です。
昭和の時代の一斉指導よりも、個別対応で個々を引き出していくため、より高い指導能力が求められてきます。
では、個々の能力をどうやって引き出すのか?
個性を活かすとはどういうことか?
BASIC2研修では、その手段の一つとして、選手の個性や個々の特性を知ることのできる診断シートを活用します。
コミュニケーションのタイプでお伝えすると、まず人には主に4つのタイプに分かれます。
その中でも、一番わかりやすいタイプが、「促進型」というタイプです。
感情が表に出やすく、自己主張もするタイプです。
目立つことが大好きな人や、ムードメーカー的存在の人はこのタイプに当てはまります。
また、特徴としては、相手の裏をかく、意表を突くことが得意。人と違うことをすることにモチベーションが上がる。
そのように解説していると、すぐさま「新庄BIG BOSSしか思い浮かばない!」「まさしく新庄BIG BOSSはこのタイプじゃない?」と参加者が反応してきました。
あぁ!確かに!!
新庄BIG BOSSは、間違いなくこのタイプでしょうね!
こうやって一人ひとりのタイプがわかると、個々の役割が明確になったり、適材適所に選手を配置できたり、相手のタイプに合わせた声かけにより、円滑なコミュニケーションが図れるようになります。
この「個性を活かす方法」は、スポーツコミュニケーション基礎講座でも学ぶことができます。
是非選手一人ひとりの個性を知り、それを活かす指導を現場で取り入れて欲しいです。