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2022.3.7 私のつぶやき

沢山の指導者と出会いいつも思うこと

この3年半、スポーツコミュニケーション研修を通して、300名近い指導者さんと出会いました。

そして、いつもこう思うのです。

「日々、何かを犠牲にしながら選手や生徒、学生へ何年も、何十年も指導をし続けている情熱って半端ない!!」

本当に凄いことと思います。リスペクトしかありません。

指導者は、ただ技術指導するだけではありません。
指導する前段階の準備から、環境整備、資金集め、人集め、練習計画、年間計画、合宿、練習試合、大会、選手のセレクション、保護者対応、そして研修や審判講習、、、。

やることてんこ盛りですよね。

ましてや、学校の先生だったら、それに加え担任クラスや授業もあるのですから。

更には、強豪校の指導者となれば、毎年メンバーが変わるにも関わらず、必ず3年間で選手を育てて高いレベルまで引き上げているのです。
一人ひとり、持っている能力も、技術も、個性も全く違うのに!!

もちろん、300名の指導者といっても、全員が全く同じではありませんし、競技も、指導スタイルも、指導歴も、個々の特性も皆違います。

でも、皆、凄いと思うのです。

ただ、こうとも思います。

「それだけ情熱を持って指導をしているのにも関わらず、なぜ色んなもめ事や問題が起きたり、うまく選手に伝わらなかったり、誤解が生まれたりしているのだろうか。

その「ズレ」が本当に勿体ない!!」

と、、、。

指導者も、選手も、人生賭けてスポーツに関わっていたり、
目指すゴールがあって、そこに向かって全力を注いでいる。

選手も、指導者も、私はどちらも報われて欲しいと思うのです。

報われて欲しいというのは、結果だけではありません。
「これだけ人生賭けてきてよかった、一緒にやってきてよかった」と思えるもの。
それは、やり甲斐や絆、出会い、ご縁、仲間というものも入るでしょう。

縁あって出会った選手と指導者。

しかし、実際には、「こんなはずじゃなかった」という絶望感を味わっている選手もいます。
指導者も同様です。どれだけ指導に情熱を注いでいても「こんなはずじゃなかった」ことは起きています。

スポーツは素晴らしいもの。
指導者の情熱も半端ない。
そして、スポーツ指導で選手を育てるということがどれほど尊いものか。

私は、今のスポーツ界で感じる「ズレ」を少しでも解消できればという想いで、選手と指導者の架け橋になれればと思っています。

また、指導者が日々忙しく、いっぱいいっぱいでエネルギーダウンになっている状態も、客観的に見れば「勿体ない」状態です。
エネルギーがあちこちに分散されいる指導者のエネルギーバランスを整え、指導者自身のパフォーマンスを最大化することも私の専門領域。

ズレの解消と指導者のバランスを整えることで、少しでもお役に立てれればという思いです。

指導者との出会いも何かのご縁です。
今後も指導者の味方となってバックアップできればと思っています。