このスポーツコーチングのノウハウを学んだ今、一番思うことは、
「もう一度選手時代に戻りたい！そして、これらの知識やノウハウを持った指導者から指導されたい！」
ということです。
なぜなら、結果や成果がもっと変わると思うからです。
現役を引退してもう20年経ちますが、未だにスポーツコーチングの知識を持っている指導者、更にはそれを指導現場で実践している指導者は、日本中を探してもほとんどいないと思いますし、私も出会ったことがありません。
もし、このノウハウを持った指導者から指導をされると、まず、昭和のような一斉指導や自分の型にはめ込む指導ではなく、個々それぞれの特性を活かす指導をするでしょう。
そのために、選手一人ひとりのことを物凄く知ろうとしてくれるだろうし、
指導者自身も自分を包み隠すことなく、オープンに、対等に接してくれるだろうし、
自分を偽らず、驕らず、繕わず、高ぶらず、強がらず、ありのままの自分を見せてくれるだろうし、
選手と共に成長しようとすると思います。
また、指導者自らも何かにチャレンジする姿を見せてくれるだろうし、
実際のコミュニケーションのスキルにおいては、選手のコミュニケーションタイプに合わせた関わり方をしたり、タイプに合わせた効果的な声かけをしたり、選手の優位感覚に沿った技術の習得を促すでしょう。
コミュニケーションは常にズレるものだということも知っているので、そのズレを最小限にとどめるよう、伝えていることが同じ意味、同じ考えであるのかを常に確認しながら、選手との対話を大切にするでしょう。
スポーツコーチングのスキルやノウハウは、まだまだ山のようにありますが、そんな指導だったら、選手としても本音で話せるだろうし、話も聞いてもらえて、理解してもらえてストレスも軽減されるだろうし、結果も変わるんじゃないかと思います。
もともと、私自身も学生時代は良き指導者に恵まれ、そのお陰で今があるので恩師には感謝しかありませんが、敢えて、このノウハウを持った指導者から指導をされるとどんな体験ができるのか、選手として味わってみたいと思うのです。
残念ながらそれは叶いませんが、今の選手にはその指導を受けれる環境にいるので、とてもとても羨ましく思います。
私にその体験ができない分、今の選手には、是非このスポーツコーチングの指導とその効果を体験してみてほしいです。
あとは出会いとか、ご縁でしょうか。
あと、もっと思うことは、
「世の中の全てのスポーツ指導者がこのノウハウを持っていれば、全ての選手がその指導を受けれる！」
ということです。
そうなると日本のスポーツ界も変わるでしょうし、世の中がもっと変わりそうですね。
私自身が元アスリートということもあり、選手に対する想いは人一倍です。
人生賭けてスポーツに取り組んでいる人たちにとって、スポーツを通じて人生がより豊かになることを心から願っています。
どうか多くの選手たちが、素敵な指導者と出会えますように。