体操の内村航平選手の引退会見。
競技だけが強くなってもダメだという大切なメッセージを発信していましたね。
結果だけ残しても、人間性がないと尊敬もされないし発言に重みもないと。
大谷翔平選手や羽生結弦選手の名前も例に挙げ、人間力があるからこそ結果も出せるしそれが本物のアスリートなんだと話していました。
では、その人間力はどうやって養われるのか。
それはやはり指導者の考え方や影響が大きいのではないでしょうか。
内村選手も、父親から、「体操選手である前に一人の人間としてしっかりしなければだめ」と言われ続けてきたそうです。
指導者は、その競技を通じて人を育てるという責任と役割を担っていると思います。
選手がその競技で強くなるだけでなく、その競技を通して人としてどう育てるのか。
ということは、指導者自身も口だけではダメなわけで、人としての行動や立ち振る舞いが伴っていなければなりません。
これはできるようでなかなか難しいことです。
私自身も日々プレゼンスを高めることを努めていますが、意識していても「まだまだだなぁ」と反省することばかりです。
指導者としてどうあるべきか。
内村選手が「本物のアスリート」と言っていたのと同じように、指導者も人間力があってこそ、本物の指導者だと思います。
体操界のレジェンドの発言はやはり重みを感じます。
圧倒的に影響力があります。
これからもスポーツ界にプラスの影響を与え続けてほしいです。