今回は、私の会社員時代の経験談です。
実業団選手引退後、私が配属された部署は研究部門でした。
ただ黙々と走ることしかしてこなかった私にとって、仕事で上司に報告したり人前でプレゼンすること自体が困難であり、特に人見知りの私にとって、苦痛の毎日でしかありませんでした。
そんな中、既に結婚して子育てもしていたことから、子育ての経験を活かした業務に携わることになり、研究内容を学会で発表したり、新商品開発のプロジェクトに関わり、新商品の記者発表でプレゼンする機会などもありました。
私にとって一番苦手な、人前で話すという一大イベントは、
案の定失敗し、大恥もかきました。
次の異動のタイミングで配属された部署は、また苦手とするプレゼンテーション業務。
5年間、セミナー講師として九州を駆け回りました。
そこで人前で話すことが少しずつ鍛えられ、次に異動した部署は、社内施設のMUSEUMを案内するガイドでした。
この業務が会社員生活最後の業務となりましたが、人見知りで、人前で話すことが超苦手だった自分が、人前で話すことを仕事としてきたなんて、不思議ですよね。
そして今、会社を退職してやっている仕事が研修講師。
まさか今、自分が苦手だったことを生業としているなんて、10年前の私には夢にも思わなかったことでしょう。
ここで何が言いたいかというと、、、
今関わっている仕事は、あなたの何かしらの未来に繋がっているということ。
今関わっている仕事が嫌でたまらないとしても、ちゃんと何かしらの意味があるということです。
今はわからないけれど、必ず後になってその意味がわかるようになるでしょう。
これまであなたは、どんな選択をしてきたのでしょうか?
今関わっている仕事に意味があるとしたら、どんな意味があるのでしょう?
これからあなたにどんな未来が待っているのか、楽しみですね!