先日、小学生のスポーツチームを指導しているある指導者との対談で、このような話が聞けました。
「以前は、選手に対して全て指示を出していた。全部教えたのに、『なんで子どもたちはできないんだろう?』とずっと思っていた。」
その後、コミュニケーションのノウハウを学んでから、指導をする上での意識がかなり変わったそうです。
今意識してやっていることについて聞いてみると、
「子どもたちによく聞くようになった。」
とのことでした。
その理由とは、、、
「子どもたちが自分の考えを外に出す機会やタイミングがないなと感じていた。自分も学生の時は、『ホントはこういうのをしたいのに』と思いながらも、監督の言う通りにしないといけなかったというのがずっとあったので」
なるほど。
自分自身の経験も踏まえてということですね。
そして実際問いかけてみると、子どもたちはちゃんと答えるのだそうです。
具体的な声かけとしては、
例えば大会の時には、できなかったことに対しての「なぜ?」ではなく、できたことに対して聞いていて、
「なんでうまくできたの?」
と聞くと、子どもたちはニヤニヤしながら
「ボールをもらうポジションがよかった!」
「シュートを打つときに強く打った!」
などと答えるそうです。
それによって、子どもたちの意識が変わってきていることを実感しているようで、詳しく聞いてみると、
子どもたちの意識変化としては、具体的には
・子どもたちが自主練をするようになった
・自分で自由に目標を立ててもらっていることに対して、意識的に取り組んでいる
・やったことの効果なども子どもたち自身が感じている
・・・って、これ小学生でできているって凄いですね。
というよりは、やはり子どもたちは考える力をちゃんと持っていて、大人がそれを活かしてあげているか、そうではないか、その差だけなんだと、話を聞いて思いました。
この関わり方の差、365日積み重ねていくと、1年後の差はとてつもなく大きくなっているということですね。
普段、何気に指示したり教えていること、ちょっとしたことをも質問に変えてみる。
やはり質問の効果は絶大だ。改めてそう感じさせられた対談でした。