例えば、部活動で何か問題が起きた時。
自分の子どもに不都合なことが起きた時、あなただったらどうしますか?
私も、まだ子どもが中学生や高校生の時、我が子に構いすぎたという失敗経験があります。
何でも親がやってあげようとすると、子どもはこう学習します。
「何か問題が起きても、また親が解決してくれる」
そう。
問題は人が解決するものと考えてしまうのです。
そうなると、社会に出てから、いざ自分で解決しなければならない時も、自分一人で何もできなくなってしまいます。
良かれと思って取った行動が、結果的に自分の子どもを苦しめることに。
親が肩代わりすれば物事は解決するかもしれませんが、子ども自身の経験が積めず、子どもの自己解決能力を養う機会をも奪ってしまうことになります。
親としてできること。
それは、子どもを信じて見守り、必要な時に一緒になって考えてあげること。
子育ては、大人にとって学びしかありませんね。
私も子育ては後悔しかありませんが、今、子育てをしている親御さんが後々私と同じような思いをしないように、この経験とコミュニケーションの知識を多くの方に伝えていければと思っています。