公益社団法人福岡県作業療法協会様主催のコーチング研修。
そもそも、企業や組織、教育現場、スポーツ現場において「結果」が求められている中、コーチングやコミュニケーションの理解と実践が結果の近道であることをわかっていたとしても、実際には時間の制約等で優先順位が下がり、後回しになることがほとんどです。
そのような中、コーチングやコミュニケーションの研修依頼を受けた時点で、その企業や組織の姿勢や在り方、想い、素晴らしさが真っ先に伝わってきます。
今回の福岡県作業療法協会様は、医療・介護現場でコーチングの必要性を教育部門が理解しているだけでなく、実際に現場で働く専門職の方々も意識が高いことを、オンラインの画面上で感じ取りました。
私がお伝えする内容が「コミュニケーション」なので、やはり研修はリアル開催、そして「対話」を大切にしています。
しかしコロナ禍において、今後はオンライン開催が中心となっていくことも踏まえ、画面上でどこまで対応できるのか、できる範囲でできることをやってみました。
オンライン開催は初の試みでしたが、新たな可能性も見えてきました。
運営スタッフ、参加者さまの研修の声を一部ご紹介します。
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<運営スタッフの声>
チャットを使うことで実際の研修会よりも意見の抽出ができたように思う。
ブレイクアウトルームでのディスカッションを初めのほうにやったことで、受講生の研修態度に変化があったように感じた。
今一度理解を深め、学生や後輩指導に活用していきたい。
<参加者の声>
コミュニケーションの際の視点が増え、臨床に活かせると思いました。
グループワークやチャットを通じて研修会に参加している感じがして、とても充実した講義でした。
チャットを多用でき、参加型だったのでより理解が深まった。
皆の意見をチャットで聞けるのもよかったです。
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緊急度・重要度で考えると、コーチング研修は緊急ではありませんが重要です。
このような時代だからこそ、人との関わりや組織の在り方などに目を向け、優先順位を上げて、多くの現場でコーチングの考えや具体的なコミュニケーションの方法を取り入れていただけると嬉しいです。